女性優位の世界過去1年間、株式売買で得た利益の平均は、男性18万円に対し、 女性は50万円-。ネット投資家を対象に、野村ホールディングス 傘下のジョインベスト証券が行ったアンケート調査で、女性の好調 ぶりが目立ち、男女で明暗が分かれた。 通念は逆だった。というのも女性の方が株式知識及び金融知識が 少ないので株式投資に不向きだとされてきたし、かつては証券口座を 開設するのに、女性だけが念書を書かされたものだった。 通念が真逆だったと言う結果がこの現実ということだろう。過去1年を 見ると、男性は529万円の投資に対して18万円の利益であり、3.4%の リターンだったという平均に対し、女性は304万円の投資から50万円の 利益を得ていることから、リターンを計算すると16.5%となる。ここから 何が分かるかというと、女性の方が4.8倍ものリターンを上げている、 すなわち株式投資がうまいという結論となっている。ちなみに、女性の 最も多い売買回数は半年に1~2回と、頻繁に売買する事を好まず じっくり長期投資しているとされており、この投資姿勢が良い結果を 現実にもたらしているのかもしれない。アンケート結果からは「女性は 男性に比べて株式の保有期間が長い傾向があり、じっくりと運用する ことが好成績につながった」と説明していることからもあきらかだろう。 ちなみに、ネット投資家の保有する株式の時価総額は一人当たり平均で 459万円と昨年から22%減少したとされており、新興市場の相場低迷 などが響いた結果とみられている。また、投資の目的とは、という質問に 対しては、男性は資産形成を重視、女性は株主優待や配当を重視する 傾向にあるという。これも女性の運用成績がいいことの表れなのかも。 男性陣、負けている場合じゃないですよ~~ |